中央競馬のクラス分けについて(前編)

こんにちは、新米競馬ブロガー駿です

今回は中央競馬のクラスごとの魅力や馬券的な特徴について解説していきます

今回は初めての試みとして中央競馬のクラス表を自作してみました

どうでしょうか ?分かりずらくはないと思いますがやっぱり素人感がすごいですね(笑)

気を取り直して解説に入りましょう!

言い方は悪くなりますがここが中央競馬の最下層で、競走馬たちがデビューして最初に戦う舞台です

このクラスに属しているのは名前の通り一回も勝ったことが無い馬たちです

初夏から始まる新馬戦では最低5頭、多ければ18頭の馬たちが出走しますが

その中で勝利できるのは1頭のみで二着以下の馬たちは未勝利馬として戦っていくことになります

このクラスの魅力は、他のクラスでも見られるものではあるんですがやはり陣営の試行錯誤です

例えばあなたが一頭の馬を所有している馬主だとします

愛馬の初レースは東京競馬場の芝1600メートルに決まり、期待して送り出したが

結果はまさかの10着...そりゃ悲しいし悔しいでしょう

そんな中で預け先の調教師さんから「もう1回同じ条件で」て言われたらどうです?

よっぽど大きな不利などが無かった限り「え?マジで?」てなると思います

実際に未勝利馬の戦績を見ていると様々なコース、距離で走らせたり

乗ってもらう騎手を変えてみたり、馬具(癖を矯正したりする器具)をつけてみたり

一つ勝ち上がるために行っている陣営の努力が、ひしひしと伝わってきます

先ほどの新馬・未勝利を勝ち上がってきた馬たちが走るクラスです

すごーーーーーーく個人的な意見ではあるんですが、このクラスがこの先中央競馬で戦っていけるかの

一つの大きな壁というか、実力を試される試金石のようなイメージがあります

実際に私自身、ここを勝ち上がって以降のクラスで走っている馬の名前は大抵知っているので

繰り返しになってしまいますがやはりここが勝負所だという印象です

このクラスの魅力はずばり、条件がハマった馬の大激走です!

このクラスは直近二年、オッズ50倍以上の馬を単勝で

全部購入していれば勝てるというような面白いデータが出ています(独自調べ)

なぜこのようなことが起こるかというと、馬券購入者(私たち)から見た

未勝利を勝ち上がった際のパフォーマンスとその馬の本来の適性や能力に乖離が生まれるからです

先述した未勝利戦は、その先大活躍するような馬もいれば一勝もできず引退するような馬が

一緒に走ることになるので本来その馬が全く得意としない条件でも

能力の違いでギリギリ勝ち上がってしまうということがあるのです

ではここで私が最近経験した苦い記憶のはお話をさせていただきます

興味ないよっという方は少しスクロールしてください(笑)

問題のレースは2025年の【G3】函館2歳ステークス(芝1200m・二歳限定)です

「おいおい、一勝クラスの話じゃないのかよ」という声が聞こえてきますが

このレースに出走する馬は新馬や未勝利を勝利してから一度も走っていない二歳馬たちなので

出走馬の条件は1勝クラスなんですよね…ちょっと言い訳として苦しいかもしれないですが

辛い記憶を供養するため強行突破させていただきます!

このレースで人気を集めたのは

今回と全く同じ条件でデビュー勝ちを飾ったブラックチャリス

函館1000mの新馬戦をレコードで勝利したカイショーの二頭

私ももちろんこの二頭から三連複二頭軸二点(初心者さんごめんなさい)で勝負しました

結果その二頭は2着と3着、勝利したのはこのレースで初の芝に挑戦した9番人気のエイシンディード

レース映像をスマホで見ながら「誰ーーーー!!!!」と叫んでました

この馬はデビューから二戦、ダート(砂)のレースを走っており前走でギリギリ勝利

しかも中央よりレベルが低いと言われる地方競馬からの挑戦だったので全く眼中にありませんでした

これは本来芝が得意だった馬が無理やり適性外で勝ってしまったがために起きた事件でした

この日から私はこのクラスで条件代わりの馬にものすごく敏感になりました

気にしてる間は来ないんですよねーそういう瞬間…

以上、一勝クラスの魅力兼、素人馬券師駿の心の傷でした

さあ二つ勝ち上がっていよいよオープンクラスが見えてきました

ここで走っている馬は実力のある猛者ばかりで、

下のクラスで連勝してきた馬がコロッと負けてしまうこともよく見られます

このクラスまで来ると各陣営の馬の適性への理解や、得意な作戦が定まってきて

よりハイレベルなレースが展開されます

この、作戦が定まってくるというのがこのクラスの馬券的な特徴にも繋がってきます

1勝クラスは穴馬の激走が特徴でしたが、あれは各陣営がさぐりさぐりの中

正解を引き当てたことにより起こることなので

各馬のやりたいことが予測できるようになるここでは穴馬狙いは不発に終わることが多いです

また独自調べになってしまうのですが、実際に過去5年の単勝オッズ別の成績を見たときに

回収率が100%を超えるのが1.1~1.5倍の超人気馬のみというほどに人気馬がしっかり好走します

しかしこれが複勝オッズになると、途端に上位人気と下位人気の差が無くなります

今回この記事を書くのにあたって初めてこのデータを調べたのですが、これは驚きましたね

僕が馬券買い始めた直後ぐらいにどこかで聞いた

「勝ち切るのは実力があってこそ、2着3着は展開でどうにでもなる」という言葉を思い出しました

ですがやはりこのクラスは人気馬を軸にするのが吉だと思います

そこから人気馬同士で勝負するのか、覚悟を決めて穴を絡めるかは皆さん次第です

今回で三回目の投稿になるのですが、データを調べて分析する作業が初めてで

ほかの二つの記事よりかなり書くのに時間がかかりましたが、とても面白い経験でした

次回は後編ということで3勝クラス、オープンクラスの解説を予定していますので

そちらも読んでいただけると嬉しいです

以上、新米競馬ブロガー駿でした!ありがとうございました

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