こんにちは、競馬ブロガー駿です。
今回は、ローズステークスの予想に役立つデータをご紹介します。
牝馬三冠最終戦・秋華賞のトライアルとして行われる重要な一戦であり、ここから後の重賞戦線で活躍する名牝が数多く誕生してきました。将来の主役候補を見極めるうえでも、見逃せないレースです。
今年の3歳牝馬路線は、故障による戦線離脱や成長待ちの馬も多く、世代の力関係がまだはっきりと定まっていません。そのため、ここで勢力図が大きく塗り替わる可能性も十分にあります。
秋華賞への優先出走権を手にし、大舞台へ駒を進めるのはどの馬なのか。
それでは、早速行ってみましょう!
レース概要
レース名 ローズステークス【G2】
コース 阪神競馬場 芝1800m
出走条件 3歳牝馬
負担重量 馬齢(今回全頭55.0㎏)
データの前提条件
レース前日の天気予報では夕方以降に雨が降る見込みですが、降雨はレース終了後の予報となっているため、馬場への影響はないと考えています。
また、近年は中京競馬場での代替開催もあり、対象データを絞りすぎるとサンプル数が不足してしまいます。そのため今回は、過去10年の中から今年と同条件で行われたレースのデータを中心に傾向を分析していきます。
馬体重
成長期にあたる3歳馬にとって、この時期の馬格差は成績に大きな影響を与えます。
過去データを見ると、馬体重470kg以上の馬は、それ未満の馬と比べて複勝率に大きな差はないものの、勝率では約2倍の差が見られました。勝ち切るだけのパワーや底力の違いが数字にも表れていると言えそうです。
今年の出走予定馬では、前走時点で馬体重500kgを超えている馬が4頭います。その中でも、僕が注目しているのはエンネです。
新馬戦を阪神競馬場で勝利しており、今回と同じ1800mの距離を経験済み。前走のオークスでは直線半ばまで見せ場を作りましたが、最後はやや脚色が鈍ってしまいました。その内容を見る限り、今回の距離短縮はプラス材料と考えています。
また、血統面から見てもキズナ産駒という点は魅力的です。阪神芝1800mとの相性も良く、この舞台で改めて見直したい1頭ですね。
前走
3歳戦はまだ中距離から長距離のレース数が限られている時期です。そのため、より長い距離を経験してきた馬とそうでない馬では、スタミナ面で大きな差が生まれます。
そこで今回注目したいのが、前走から距離短縮となる馬たちです。
特にオークス組は2400mから1800mへ一気に600mの距離短縮。スタミナを求められる度合いが大きく下がるため、パフォーマンスを上げてくる馬も少なくありません。
その中でも馬券的に面白そうなのがアンジュドジョワです。君子蘭賞では今回と同じ阪神芝1800mを勝利。その後のオークスでは大敗を喫しましたが、こうした「前走の大敗によって人気を落とす実績馬」は狙い目になりやすいパターンです。
また、母父ダークエンジェルは欧州の短距離色が強い血統。血統面から見ても今回の距離短縮はプラスに働く可能性が高く、人気次第では積極的に押さえておきたい1頭と考えています。
血統
今回の条件では、キタサンブラック産駒やキズナ産駒など、サンデーサイレンス系の種牡馬が好成績を残しています。
しかし、今年の出走予定馬を見てみると、12頭中9頭がサンデーサイレンス系というかなり偏ったメンバー構成。そのため、今回は父の系統だけでなく、配合にも注目してみました。すると、母父に欧州血統を持つ馬の成績が非常に優秀でした。
サンプル数が十分にあるにもかかわらず、勝率は対象配合の中でもトップクラス。さらに複勝回収率も100%を超えており、人気薄でも軽視できないデータが出ています。
今回の血統注目馬はイクシードです。
この馬はデビュー前から競馬界の話題を集めていた1頭。世界最強馬イクイノックスの全妹として知られており、兄と同様に夏を越して大きな成長を見せています。
血統面を見ても魅力十分です。
父は、初年度産駒のデビューからわずか数年でトップサイアーの地位を確立しつつあるキタサンブラック。さらに母父キングヘイローは、世界的名血のであり、母父としても数多くの活躍馬を送り出しています。
特にイクイノックス、そしてイクシードの兄妹は、キングヘイロー由来とも言える鋭い瞬発力を色濃く受け継いでいる印象です。
実際、デビューからここまでの3戦では毎回印象的な末脚を披露しており、ペースが流れやすく差しが決まりやすい阪神芝1800mは歓迎材料。直線で外から豪快に突き抜けるシーンにも期待したいところです。
最後に
今回も読んでいただいてありがとうございました。
今週は体調不良のため、投稿は2レースのみとなりました。せっかくなので、この場を借りてチャレンジカップの話を少しだけ。
2歳時から応援していたジョバンニの重賞初制覇には、本当に感動しました。
11度目の挑戦で掴んだ待望のタイトル。レベルの高い世代戦で苦戦を強いられ、古馬になってからもあと一歩の競馬が続いていただけに、喜びもひとしおです。
どこからでも競馬ができる自在性が持ち味の馬ですが、今回はきれいな馬場を味方につけての完勝。父エピファネイアは「早熟」「早枯れ」と言われることもありますが、まだまだこれからの活躍に期待したいと思っています。
そういえば今回取り上げたイクシードの母父キングヘイローも、GⅠ初制覇は11度目の挑戦でした。
ただの偶然かもしれませんが、なんだか運命的なものを感じてしまいますね。
さて、話をローズステークスに戻しましょう。
データ面では触れられなかったのですが、どうしてもお話ししておきたい馬が1頭います。
それが、今回怪我からの復帰戦を迎えるタイセイボーグです。
これは馬券的な意味合いではありません。
ただただ、一人のファンとして復帰を心待ちにしていました。
というのも、僕はこの馬をデビュー2戦目で本命にして以来、ずっと追いかけてきました。
チューリップ賞を勝ったときは、それまでの歯がゆい結果もあって、本気で桜花賞制覇を夢見ていました。
そして仕事を終えてスマートフォンを開き、骨折のニュースを目にしたあの日。
あの時のショックは、今でも鮮明に覚えています。
得意だった阪神1600mのGⅠを走るチャンスは、もう巡ってこないかもしれない。
もしかしたら、以前のような走りは見られないかもしれない。
それでも、スターアニスにコンマ3秒差まで迫ったあの力を、もう一度見せてほしい。
そして何より、これから先の競走馬人生のためにも、無事にターフへ帰ってきてほしい。
今回も予想記事を書いていますが、正直なところ、このレースは僕にとって「タイセイボーグ復帰戦」です。
どうも、タイピングしながら少し涙ぐんでいる成人男性です。
復活を目指す馬。
覚醒を狙う馬。
そしてクラシック最後の一冠へ向けて飛躍を誓う馬たち。
それぞれの想いが交錯するローズステークス。
秋華賞への切符を掴むのは、果たしてどの馬でしょうか。
期待は膨らむばかりです。
以上、競馬ブロガー駿でした

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