こんにちは、新米競馬ブロガーの駿です。
今回は、関屋記念の予想に役立つデータをご紹介します。 やってきました、夏の新潟開催。開幕週は“内前天国”になりやすいこの競馬場ですが、今年は金曜日から週末にかけて雨予報。馬場がどこまで渋るのか、そして当日のトラックバイアスがどう出るのかにも注目したいところです。
それでは早速、見ていきましょう!
レース概要
レース名 関屋記念【G3】
コース 新潟競馬場 芝1600m
出走条件 3歳以上
負担重量 ハンデ(今回52.0~59.0㎏)
データの前提条件
冒頭でも触れたように、今週末は一貫して雨予報。年に一度しか行われない重賞レースで馬場が渋るケースは多くなく、実際に過去10年で関屋記念が道悪となったのは2022年の一度きりです。 そのため、このレース固有の道悪データはほぼ存在しません。
そこで今回は、過去5年の新潟競馬場・芝1600mにおける稍重〜重馬場のデータを基に、関屋記念を予想していきます。
枠番
新潟芝1600mは、スタートから最初のコーナーまでの距離が500m以上あります。ゆっくりとポジションを取れるため、もともと外枠が極端に不利になりづらいコースです。 そして馬場が渋った場合、この特徴がより強調され、むしろ外枠有利に傾く傾向があります。
過去5年の稍重〜重馬場時の成績を枠順別にまとめると、以下の通りです。
| 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 | |
| 1~4枠 | 4.0% | 16.7% | 31% | 53% |
| 5~8枠 | 9.0% | 23.3% | 70% | 81% |
回収率こそ100%には届きませんが、好走率・回収率ともに外枠が内枠を大きく上回る結果となっています。
この記事を書いている時点で枠順はすでに発表されていますが、今年は人気馬が中枠に集中。 その分、外枠に入った穴馬の激走にも十分期待できる状況と言えるでしょう。
脚質
新潟芝1600mは、スタートから最初のコーナーまでの距離が長いため、前に行きたい馬たちが長い時間ポジション争いをすることになります。 その結果、ペースが上がりやすく、先行した馬は終盤で苦しくなるケースが増えます。 その分、中団につけていた差し馬が馬券圏内に飛び込んでくる場面が、他のコースよりも多くなるのが特徴です。 ——あ、もちろんこれは馬場が渋ったとき限定の話です。
参考までに、良馬場と稍重・重馬場での逃げ馬の成績を比較すると以下の通りです。
| 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 | |
| 良 | 15.7% | 36.4% | 143% | 149% |
| 稍重・重 | 13.0% | 30.4% | 76% | 103% |
ご覧の通り、すべての項目で馬場が渋った際は逃げ馬が苦戦しており、特に単勝回収率は“倍近い差”が出ています。 馬券的な魅力も大きく落ちてしまうと言えるでしょう。
今回、逃げを打つ可能性が高いメタルスピードの取捨には、いつも以上に注意したいところです。
前走距離
このコースでは、前走から距離を短縮してきた馬の成績が良く、距離延長組と比べると好走率・回収率ともに“倍以上”の差が出ています。
ここからは個人的な考察になりますが、新潟芝1600mは同じマイル戦の中でも特に直線を走る時間が長くなります。 そのため、気性面に課題があって短距離を使われてきた馬は、直線で折り合いを欠いてしまい敗戦するケースが多いように感じます。 さらに、距離が延びるうえに体力を消耗しやすい道悪になると、その負荷がより強く働き、短距離馬には厳しい条件が重なることになります。
対して、気性的に我慢が利き、スタミナも担保されている中距離馬は、このコースに距離短縮で挑んでも問題なくパフォーマンスを発揮できると考えられます。
今回のデータは未勝利戦など下級条件も含まれているため、オープン馬が揃う関屋記念にそのまま適用できるかどうかは少し怪しい部分もあります。 それでも、少なくとも「距離延長がプラス材料になりづらい」という点は頭に入れておいて損はないはずです。
血統
このコースで好成績を残しているのは、ディープインパクトやハーツクライをはじめとした、中距離で実績のあるサンデーサイレンス系種牡馬の産駒です。 新潟芝1600mは直線が長く、広いコース形態という点で“日本競馬の中心”である東京競馬場と似ており、主流血統であるサンデー系と相性が良いと考えられます。
試しに、同じ条件(芝1600m・道悪)で東京競馬場の種牡馬別成績も調べてみました。 すると、東京は坂がある影響もあってか、ヘイロー系からサンデー系と分岐したロベルト系のパワー型血統が台頭していました。 ただし、どちらも“ヘイロー 系から派生した”という大元の流れを持つ血統であり、結局は主流血統が強い構造は変わらないと言えます。
以上のことから、今年の関屋記念で狙うべきは主流血統という結論になります。
また、サンデー系種牡馬はキングマンボ系との配合で好相性を示し、主流コースでは無類の強さを発揮しています。 この“サンデー系 × キングマンボ系”という黄金配合は、新潟芝1600mのような直線の長いコースでも安定して結果を残しており、血統的な裏付けとして非常に信頼できます。
その点を踏まえて、今回の血統面での注目馬はファーヴェントです。 先ほど触れた好相性の配合に合致しているうえ、新潟で2勝を挙げているようにコース適性も十分。 さらに、西塚騎手とのコンビも好成績で、道悪にも対応可能と条件が揃っています。
ここまで好材料が重なっているなら、勝ち切ってもまったく不思議ではない一頭だと考えます。
最後に
今回も読んでいただいてありがとうございました。
現在は前日夜になりますが、本日行われた2勝クラスのレース映像を見る限り、やはり中団差しが決まりそうな馬場でした。 これなら、これまで見てきたデータ通りの傾向が当日も期待できそうです。
余談ですが、今日は中京競馬場に現地観戦で行ってきました。 感想はただ一つ——暑い。 日本海側の新潟競馬場はここほどではないにしても、やはり相当な暑さになるはずです。 明日も全ての人馬が無事に走り切ってくれることを願っています。
以上、新米競馬ブロガー駿でした

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