こんにちは、新米競馬ブロガー駿です。
クイーンステークスの予想に役立つデータをご紹介します。 今年も、重賞戦線を牽引する実力派の古馬から、ここで一気に才能開花を狙う3歳馬まで、多彩なメンバーが北の大地に集結しています。
牝馬重賞らしい“切れ味勝負”になるのか、それとも札幌らしい“持続力戦”になるのか──そのヒントをデータから探っていきます。
それでは早速行ってみましょう!
データの前提条件
今回は函館開催だった1回を除いた、過去9年分のデータを使って予想していきたいと思います。
木~土曜日まで毎日ポツポツとにわか雨が降るみたいですが、馬場に影響は出ないと見て良馬場想定で行きます。
年齢
このレースは、年齢が上がるにつれて成績が右肩下がりになるという特徴があります。
勝率・複勝率を並べると、傾向がよりハッキリします。
| 勝率 | 複勝率 | |
| 3歳 | 18.8% | 25.0% |
| 4歳 | 8.1% | 27.0% |
| 5歳 | 4.7% | 23.3% |
| 6歳 | 4.3% | 13.0% |
日本競馬はクラシックを最大目標に馬づくりが行われるため、加齢による能力の低下はある意味当然の傾向です。 ただ、出走数が少ない3歳馬を参考外としたとしても、ここまで綺麗に成績が下がっていく重賞は珍しく、予想の材料として価値が高いデータと言えます。
そして今年の想定1番人気・ココナッツブラウン(6歳)が、この“年齢下降データ”を破壊してくれるのか──ここは大きな見どころになりそうです。
枠番
このレースでまず注目したいのは、1・2枠の圧倒的な好成績です。
勝率・複勝率・回収率を並べると、その異質さがより際立ちます。
| 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 | |
| 1枠 | 22.2% | 66.7% | 560% | 323% |
| 2枠 | 22.2% | 77.8% | 260% | 216% |
| 3~8枠 | 4.9% | 13.6% | 21% | 35% |
3枠以降はほぼ同じような成績だったためまとめましたが、こうして並べると1・2枠だけが完全に“別世界”の数字を叩き出していることが分かります。
昨日まで裏開催のアイビスサマーダッシュの記事を書いていましたが、 向こうは“外枠絶対有利”、こちらは“内枠圧倒的有利”。 同じ週の重賞で、ここまで真逆の傾向が出るのは面白いですね。
それにしても、数字だけ見ればこちらの方がはるかに強烈なデータなのに、なぜここまで話題にならないのか……。 執筆時点ではまだ枠順は出ていませんが、内枠に入った馬は要注意です。
血統
今回のクイーンステークスは、血統の傾向を一つに絞るのが非常に難しいレースです。 というのも、好走馬の成績順位に日・米・欧の血が入り乱れており、「この系統を狙え!」と断言できる偏りがほとんどないためです。 なので今回はデータというより、僕自身の主観を交えた考察になります。
① サンデー系由来の“軽いスピード”だけでは勝ち切れない
札幌競馬場は平坦なコースなので一見するとパワー不要に思えますが、 洋芝を採用しているため、地面をしっかり踏みしめる力が他場よりも求められます。
こうした馬場に強いのは、やはり欧州血統(ノーザンダンサー系・欧州型サドラーズウェルズ系など)です。 サンデー系の瞬発力だけで押し切るのは難しく、馬場を力強く踏み込む“踏破力”が必要になります。
② 差しは決まるが、本質はキレではなく“スタミナ勝負”
このレースには明確な血統の偏りこそありませんが、 好走している種牡馬を並べると、総じて長距離にも対応できるスタミナを持っている点が共通しています。
脚質データを見ると、差し馬の複勝率は26.7%と先行馬とほぼ同水準。 つまり、後方勢にも十分チャンスがあるレースです。
ただし、ここで差してくる馬は“キレ味のある差し馬”ではなく、 札幌の力のいる芝で最後まで脚を伸ばし続けられる体力のある馬が浮上してきます。
昨年追い込んで2着だった今年の想定1番人気・ココナッツブラウン、 一昨年の勝ち馬コガネノソラ。 どちらも父は菊花賞と天皇賞(春)という、日本に2つしかない3000m以上のG1を両方勝ったスタミナ型のサンデー系種牡馬です。
この事実が、クイーンSでは“長距離を力強く走り切る才能”がどれほど重要かを物語っています。
③ 今回の血統注目馬:ヴーレヴー
以上の傾向を踏まえると、今年の血統注目馬はヴーレヴーです。
- 父:サトノクラウン(ノーザンダンサー直系) → 洋芝で好成績を残す産駒が多く、パワー適性は十分
- 母父:マンハッタンカフェ(サンデー系の長距離型) → 長距離実績があり、スタミナの裏付けも確保
札幌の洋芝に合うパワーと、最後まで脚を使えるスタミナ。 適性と配合の両面でこのレースに好相性を見せる1頭で、相手候補としてぜひ押さえておきたい存在です。
父のサトノクラウンについては、こちらで詳しく紹介しているので合わせてご覧ください。

最後に
今回も読んでいただいてありがとうございました。
僕はこのブログを始めてからは、記事を書きながら1頭ずつ買い要素を拾っていき、そこから馬券を組み立てる──そんなスタイルで予想してきました。 ただ、今回は本当に難しいレースです。
どの馬を見ても「拾うか迷う絶妙なプラス材料」があったり、 逆に人気馬でも「ちょっと気になる不安要素」があったりと、評価がなかなか定まりません。
こういうレースに限って、結局は人気決着で落ち着く……というのも競馬あるある。 なので今回は、小点数に絞って“外れて元々”のスタンスで勝負しようと思います(笑)
P.S. 当日の気温は26度らしいですね。 ……いいな〜。
以上、新米競馬ブロガー駿でした

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