こんにちは、新米競馬ブロガー駿です
今回は、先週から始まった2歳戦に向けて、今年に初年度産駒がデビューする新種牡馬たちの産駒がどのような成績を残すのかを、主に血統の面から予想していきたいと思います。34頭もいるので注目度の高い種牡馬をメインで取り上げていきたいと思います。
今回紹介するのはチュウワウィザード、2020年に入ってから中東やアメリカへの遠征が盛んになってきたことにより、日本国内でも評価が変化しつつあるダート路線での活躍が期待される新種牡馬です。
基本情報
父 キングカメハメハ
母 チュウワブロッサム
生年 2015年
生産 ノーザンファーム
主な勝ち鞍 JBCクラシック・チャンピオンズカップ・川崎記念×2
繋養先 優駿スタリオンステーション
初年度血統登録馬 120頭
種付け料 120万円
(種付け料は繋養初年度の値段です)
産駒傾向・適性について
圧倒的な追走力
世界的名血であるミスタープロスペクターが3×5でクロスしており、米国競馬で要求される巡行性能の高さが強く受け継がれています。この馬自身スタートダッシュが効くタイプではないのですが気づいたら先行集団に取りついており、直線で他馬が苦しくなったところで1頭だけ最後まで伸び続けるレースはまさに強者の走りです。短距離戦でも通用する血統であるだけに、中距離のペースはこの馬にとってかなり余裕があったのでしょう。産駒見てみてもダート戦を想定した配合がほとんどなので、父の能力を受け継いでいることを期待したいです。
先行ポジションから繰り出す力強い末脚
チュウワウィザードの母父デュランダルは現役時代芝の短距離で活躍し、強烈な追い込みでファンから愛されました。一見チュウワウィザードとは特徴がかけ離れているように見えますが、あの末脚はしっかりと受け継がれています。そのイメージの違いはチュウワウィザードが先行馬であることが大きな要因で、直線で目立って速い脚を使っている印象が薄くなるからだと考えます。にも関わらず僕がこの馬の末脚に注目している理由は、この馬の走りを「PCI」という数値で見ているからです。この数値はレース全体・馬ごとのペースを前半と後半の2つに分けて、そのタイムの差を用いてどういう質のレースだったかを数字で表したものです。この数値がチュウワウィザードは非常に優秀で、レース全体のPCIが後半失速していても、この馬は出走したほとんどのレースで全体以上の数値を叩き出しており、その末脚が優秀であるということが証明されています。この上質な末脚を先行しながら使えてしまうのがこの馬の強みで、直線の長いコースでも前で粘り切る産駒に期待したいです。
地方での活躍も
チュウワウィザード自身も川崎記念の連覇やJBCクラシック制覇など、地方競馬でも多くの勝利を収めました。おそらくその産駒も地方の砂に適性を持ってると予想しています。近親のルヴァンスレーヴの産駒も2026年6月現在、少ない頭数ながらも勝ち馬率がリーディング上位20頭で2番目に高い44.7%と素晴らしい成績で、より地方競馬への適性が高い可能性を高めています。
配合相性について
近親のルヴァンスレーヴは父系がロベルト系であり、ミスタープロスペクター系と相性が良く多くの牝馬と交配されていますが、父系がミスタープロスペクター系のチュウワウィザードは配合を反転させた、父にロベルト系の血を持つ繁殖牝馬との配合が注目されます。
この配合ではロベルト系のパワーとミスプロ系のスピードを両取りすることができ、ダートでの活躍に期待が持てる配合になっています。この反転によりルヴァンスレーヴの産駒とどのような違いが出るかは走ってみなければわかりませんが、もし似るのだとしたら大箱のコースよりも中山や福島などの起伏が激しいコースが得意になります。
もう一つ違いがあるのは微妙な血統の違いによる早熟性の差です。チュウワウイザードの方が若干欧州色が強いのでもしかしたら晩成傾向になる可能性があり、ルヴァンスレーヴ産駒みたいに初年度の2歳時から話題になるような感じにはならないかもしれません。どうしてこんなにも確勝が持てない言い方をしてるかというと、チュウワウイザードの父にキングカメハメハが持つトライマイベストが超の付く早熟血統なのです。これがはたして作用してくるのかというところが引っかかっています。これに関しては馬1頭1頭の馬体を見て判断した方がいいかもしれません。
最後に
今回も読んでいただいてありがとうございました。
いやーエフフォーリアの記事を書いた時にもゆっくりやるとは言ったのですがもう気づいたら新馬戦が始まって2週間経過していて戦慄しています( ;∀;)
チュウワウイザードの現役時代の僕はすでに競馬を見始めていたにも関わらず、愚かな事にダート路線をほとんど見ていなかったので実際に走っているところを見たのはテーオーケインズの2着になった2021年のチャンピオンズカップしか記憶になかったので、今回の記事を書く前にこの馬の走ったG1レースを地方も含めて全て見たんですが、メチャクチャ強くてびっくりしました。この走りされたら後ろはどうしようもないと言えるような横綱競馬に種牡馬としてのポテンシャルを感じました。
これからダートの新馬戦も多くなってくるので、チュウワウイザード産駒には注目です!
以上、新米競馬ブロガー駿でした

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